リズムとメロディー

ダンスと一言で言ってもいろいろ。

ダンサーによって、大切にしていることも全く違う。

 

あるダンサーは言う

「ダンスっていうのは、何かを表現するものではなく、リズムを感じるものだ!」

あるダンサーは言う

「見えない感情を表すものがダンスだ!」

あるダンサーは言う

「その時に感じたものを表現するだけだ!」

 

どれでもでもいいと思う。

どれも正解だと思う。

 

と、決めつけるのが嫌いな私は、そう思う。

そして、わたしは、それぞれの意見にあてはまる踊りに携わってもいる。

 

西洋音楽とインド音楽の違いから生まれる発想もあると思う。

 

一定の安定した、リズムの中にメロディーがあるのが一般的な西洋音楽。

それに対して、インド音楽の一般的なのは、一定のメロディーがあり、リズムが遊ぶ。

もちろん、それぞれその逆もある。

 

そして、

インド音楽は、最後の節で終わらない。

まるで、円を描くようにずっとループしている。

インド音楽の終わりは、最初の音で終わる。

最初で終わるということは、最後であり次の最初である。

つまり、終わりがない。

 

輪廻転生の哲学とも繋がる。

この世に正解と不正解はあるのだろうか。

でも、一定の導きや枠が無いとずれていくのも確かだものね。

 

だから、「師」が存在するのですね。

人それぞれにあった「師」に出会える。

その「師」とは、目の前の人かもしれないね。

Masha

 

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